円満離婚する為に

円満離婚とは、呼んで字の如く、夫と妻が揉めることなく離婚に同意し、離婚届を提出して、離婚が成立することを言います。お互いが納得してスムーズに離婚が成立すれば、経済的負担も精神的負担も最小限にとどまりますが、計画性もなく、感情的になって離婚を切り出すものなら、かえって長期化になり、経済的にも精神的にも負担が大きくなってしまいます。どうすればですが、その前に一つ心がけてほしいことがあります。
離婚を切り出した方と離婚を言われた方とでは、考える時間に大きな差があることです。離婚したい方は、長期間かけて何度も何度も考えた上で、離婚すると決めているのですが、 離婚を言われた方は言われてからスタートするのです。この時点で考える時間に差があるのですから、結果を求めてもそう簡単に同意してくれるはずはありません。離婚を言われた方は感情的な問題、経済的な問題、子どもの問題などあらゆる不安を駆け巡りますので簡単に同意できないのは当然であることをご理解ください。



離婚を切り出す前に

まず今考えている離婚が自分にとって間違っていないか確認してください。
ご参考までに離婚に踏み切るためのチェックリスト
@→現在、健康である
A→当分の生活費がある
B→別居しても住む場所を確保できる
C→働く意欲がある
D→一人でも辛くない
E→離婚に対して、親・親族・知人友人等から反対されても気持ちが変わらない
F→自分の考えに、賛成してくれる人がいますか
G→子どものことを十分考えていますか
H→万一子どもと離れても大丈夫ですか
I→自分の決断に後悔しない覚悟がありますか。

いかがでしたか。
全ての皆様に当てはまるものではありませんが、まずは再検証して覚悟があるかどうか確認してください。


円満離婚する為に知っておくべき離婚手続きと流れ

離婚が成立するにはいくつか方法がありますが、主に3つのパターンになります。

(1)協議離婚・・・ 多くの方が夫婦二人で話し合って離婚に同意して離婚届を提出して離婚成立する方法。離婚のうちの約90%が協議離婚になり、離婚届に夫婦二人が署名捺印して、成人2人の承認の署名捺印があれば役所に提出すれば受理してもらえます。未成年の子どもがいる場合、夫か妻のどちらが親権を持つかは記載しなければならないことになりますのでご注意ください。
(2)調停離婚・・・ 夫と妻との間で話し合いによる離婚が成立しなかった際に、夫か妻のどちらかが家庭裁判所に夫婦関係調停(離婚)調停の申し立てをして、調停での話し合い(調停委員という男女各1名が夫と妻のそれぞれの話を聞いてまとめる)を経て、そこで離婚することと条件が固まると、調停調書が作成され、確認したら調停離婚が成立します。但しその後の手続きで、調停長所謄本と離婚届(相手や証人の署名捺印は不要)の提出は必要です。朝廷は、1ヶ月ないし1ヵ月半の間に1回の割合で行われるため、協議離婚と違って時間がかかります。目安の期間は半年〜1年半くらいです。離婚のうちの約9%の割合です。
(3)裁判離婚・・・ 夫か妻のどちらかが家庭裁判所に離婚訴訟を起こして、裁判を通して離婚が成立します。離婚のうちの約1%程度の割合です。裁判離婚の場合、離婚が認められるには法律上の一定の原因があることが要求されます。裁判では、離婚を訴えた側を原告、訴えられた側を被告として法廷で争うことになりますが、協議離婚や調停離婚と違い、判決が出されれば、同意がなくても従わなくてはなりません。調停離婚でも弁護士に依頼する方もいれば当事者で行う方もいますが、裁判離婚の場合、専門的な知識が要求されるため弁護士に依頼することをお勧めします。

日本の法律では、いきなり裁判にすることはできず、必ず家庭裁判所での調停の手続きが必要となりますのでご注意ください。 円満離婚を実現するのであれば、協議離婚で離婚を成立させるべきといえます。その際に、離婚後のトラブルを防ぐためにも、親権・養育費・財産分与・慰謝料等の取り決めは口頭で終わらせず、離婚協議書や離婚協議書公正証書にすることをお勧めしています。
作成につきましては、行政書士として作成サポートを行っておりますので宜しければ下記サイトご覧ください。


カウンセラー行政書士の離婚相談室


円満離婚を実現する為に

準備が必要
○離婚の意思と覚悟が固まったところで、離婚の条件について考えていきます。
親権 養育費 財産分与 慰謝料  面会交流  年金分割

ポイントは、相手にとって離婚後の不安を解消できるよう条件を準備しておくことです。あなたの条件が全て通るわけではありません。相手のことを考えて想定することが大切です。

○当分の生活費を用意
話し合いの結果、どういう展開になるか分かりません。場合によっては、別居することもあります。その際に引越し費用や生活用品の購入、生活費も必要になります。

○離婚後の生活設計を考える
離婚後の自分自身若しくは相手の生活設計を考えることが大切です。子どもがいればなおさら考えなくてなりません。

相手の離婚の切り出し方
○唐突に言わず、冷静に。
感情的になって言うことは、やってはいけません。もちろんメールやLINE等のSNSで言うのもダメ。相手も感情的になり、話し合いどころではなくなります。何かのついでではなく、予め時間をとっておくことが望ましいです。

○相手のことを想いながらも、これ以上結婚生活が続けられない理由を伝える
「自分に非はなく、あなたのせいで離婚だ」といった相手へのダメ出しは、場合によって人格否定にもなりますのでご注意ください。自分にも非があることを認めつつ、お互いの幸せのために、子どもがいる方は子どものことを含めて話してみてください。
*離婚原因はそれぞれですので、全てに該当するわけではありません。

○相手の主張を聞く
相手の主張も当然ありますので、相手の話の途中で口を挟まず、十分聞くことが必要です。
また突然のことで整理できない方もいますので、その際は別の機会に再度話し合うことも必要です。

○無理に決めない
当然1回で決まる話ではありませんので、お互いに冷静に話すことができなそうであれば、また別の機会に話すことを心がけてください。

〇記録をとりましょう
離婚協議の内容をメモしておくことが今後のトラブルを防ぐ為に必要です。

夫婦間の問題は一人で抱えがちで、時には客観的な意見も必要です。専門家に相談することをお勧めします。進め方等でご不安な方はこちらまでご連絡ください。


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カウンセラープロフィール 横倉肇(よこくら はじめ)

東京、川崎、横浜を中心に夫婦・離婚カウンセリングから法律面まで広い視野で、 相談者の幸せを第一に、離婚相談や夫婦関係修復に取り組みます!

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